ペットの食べ物の好き嫌いの原因・対処法
目次
ペットの食べ物の好き嫌いの原因・対処法
ペットフードを食べてくれなくて、いろいろな種類のフードを試している
手作り食をしてみたけど、野菜の好き嫌いがあって困っている
Alegriasfoodでも、メニューによって食べムラがある
肉は食べるけど、魚は食べてくれない
などなど、
【食べてくれない】という悩みをよくお伺いします。
もしくは、この子は食が細い子だ。と受け止めて、
【喜んで食べてくれるものを選んで、食べてくれるからいいんです♪】
というお話もお伺いします。
この両者の違いは、
解決したいけどできなくて悩んでいるのか?
現状を受け入れて、これで良いとしているのか?
ということだと思いますが、
どちらにしても、まずは原因や対処法を知るということで、後悔なく、判断・対応ができると思います。
また、この【捉え方の違い】で、その後の対応・行動も変わるという原理原則を考えると、
健康を願っているのであれば、予防ができる!という視点もあります。
そこで、今日はそんなテーマでお話をさせていただきます。
食べてくれない・好き嫌いが激しい・・・原因は?
考えられる原因は、この2パターン。
●メンタル的な理由(わがまま、そう行動することにメリットを感じている)
魚は嫌いだけどお肉は好き!
トマトは嫌だけどにんじんは好き!
この食感は嫌だけど、これは好き!
人間の子供で言えば、野菜サラダは残すけど、デザートのアイスは食べる♪みたいなもの。
●体調不良、もしくは、今は食べる必要がないと体が言っている状態
食べたいと思えない、食べれない(気分が悪い、内臓が休みたがっている)
本当は体調悪くて食べれないんだけど、これは好物だから食べます。という状態が慢性的に続いている。
※普段は食欲があるのに食べれなくなったという突発性の場合は、大きな体調不良の場合が多いように思います。
要注意です。病院に行きましょう。
対処法は??
対処法はそれぞれにあります。
野菜嫌いの子にオススメの調理法・工夫
野菜が嫌いという子は、食感・味・匂いのどれか、もしくは全てで判断しています。
それを解決するのは以下2点のような調理法と工夫
①人間のこどもと同じ!!わからなくしてしまう!
例えば、ハンバーグに混ぜ込む、つみれに混ぜ込む、などですね♪
Alegriasfoodでは、野菜も豊富に入っているミートローフがそういう子にオススメの商品です。
野菜だけぺっ!とお皿の外に出したり
野菜だけ綺麗にお皿に残してしまう子も
全く気づかずに、ペロリと大喜びで完食してくれます。
②好きなものとうまく混ぜ込む!
味でなく、匂いで識別している子向け。
例えば、馬肉が好きな子だったら、馬肉と一緒にきちんと煮込むことで解決します。
Alegriasfoodで言えば、こちらの2点のように・・・
ごぼうはぺっ!とするんです!!
トマトは苦手みたいで煮ても食べないんです・・・・。
という子も、ペロリと平らでげてくれます。
そういうことを続けていくうちに、意外と気がついたら食べるようになっていた!なんてこともあります。
でも、その前に重要なことは、飼い主さんは
どうなることを望んでいるのか?ということを明確にすることです。
何を望んでいますか?
例えば、喜んで食べてくれればそれでいい場合には、
好きなもの、食べてくれるものを探したり、用意すればいいと思います。
でも、
健康のために野菜でもなんでも食べてくれるようになってほしい場合は、
食べてくれるものを探す、作る
【だけ】
では、望んでいるゴールに向かっていないということになります。
だから、まずは、
何を望んでいるのか??ということを明確にしましょう!!
【なんでも食べるようになってほしい!】と望むなら、
そもそも好き嫌いがなくなるように解決する思考法、工夫が必要です。
しかし・・・・次が一番大切なことではないでしょうか?
体の都合(なんか不調・・・)で好きなものだけ選んで食べているのではないか?という視点
食欲があった子が食欲が落ちると、体調不良かな?と、誰でも気づきます。
でも、
●パピーの時からそんなに食べ物に興味がない
●選り好みを元々する、しだした
場合には、メンタル的なことが原因か?体の小さな不調が原因か?
とてもわかり辛いようです。
その結果・・・食の細い子、ただの好き嫌いなんだと捉えて、体調を放置してしまうと、後悔してしまうことになりかねません。
放置した先にはそういう未来があるし、対処した先にはそういう未来があるからです。
そういう話を聞いて、そりゃーそうだよね!!美味しくモリモリご飯をたべれる方が健康的だわ♪
今のうちにできることをやろうか
と、視点を変えて、取り組んだ結果
表面には見えていない小さな体の不調を解決したら、
食に対して、とても意欲的!!ごはんを喜ぶようになった
好き嫌いがなくなった
というケースがとても多いんです。
動物は喋れないが、サインが出ている
動物は喋れないので、健康管理の上では、こちらが察してあげることが重要です。
大きな不調や明らかな変化は気付きやすく、対処法もたくさんあります。
だけど、慢性的に、じわじわ起きている変化や、
おおごとにならないとわかりにくい臓器の不調は、
小さなサイン(未病サイン)を観てあげることでしかわかりません。
また、大病は1日にして成らずだと考えると、小さな不調をスルーしたくはありませんよね。
多くの方が、我が子の10年後、5年後、現在の元気・快適な体を望んでおられるのですから。
不調へのアプローチ、体を【出す】モードにする
そこで、不調かもしれない・・・・
と思った時に、誰でも簡単に取り組めることの1つとして、
フードから手作り食への変更です。
栄養バランスの心配・食材の心配・いろいろとあると思いますが、そこは学びで解決できるとして・・・・
※ペットの食の学び始めに、Alegriasfoodのyoutubeチャンネルをご利用くださいね♪
↑誰でも簡単に10分で作れる手作りご飯のレシピ動画はこちらから
晩御飯だけ手作り食に変えたら、とても食欲が湧いてきて、ドライフードもよく食べてくれるようになった!!
というお声はたくさんあります。
それはなぜか??
●喜びを感じることで、食への興味が湧くから
●体が水分や新鮮な食材のエネルギーで巡りだし、【出す】モードに切り替わり♪
●老廃物や諸々、溜め込まない体になりやすいからです♪
晩御飯だけでも、手作りご飯に変更、オススメです。
手作り食をすでにしているのに食べムラがある場合
これも、ちゃんと解決策はありますが、
まずは、食が細い原因を知ることです。
潜在している不調をあらわす未病サインはありませんか?
まずは、そんな視点を持つことから始まるかもしれません。
視点を変えて、視野を広げて、正しく状況を知り、じゃあどうしようか?と考えていきましょう。
私は、取り返しのつかない事態は避けたいので、不調へのアプローチはちゃんとした上で、ただの好き嫌いだったか!とホッとしたいタイプです。
皆さんはどちらでしょうか?
投稿者プロフィール
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ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表
ペット食育上級指導士
犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。
私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。
(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)
ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。
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