ペットの春の食養生
こんにちは
ペット食育上級指導士 Alegirasfoodオーナーの平岡ともこです
春はどんなものを食べさせたらいいですか?
今日はそんなご質問にお答えさせていただきます。
目次
情報が多くてわからなくなった
東洋医学では、『肝』のはたらきが亢進することで疲弊すると言われている春
自律神経調整がうまくいかず、気が滞る。
だからリラックスさせる食材をとると良いと言われていたり・・・・
春には苦味が必要と言われていたり・・・
血を作る食べ物がいいって言われていたり・・・
一体、何が本当なんでしょうか?
この子にとって良いことをしてあげたいのだけど、情報が多くて迷ってしまいますということでした。
食は体を作るものだからとても大切
たしかに、食事ってとっても大切です。
体に私たちが補給したくて入ってくる物質は、食べ物・水・空気この3つです。
生きていくために絶対必要なもの。
そして、私たちがいいものを選ぶ、悪いものを避けるという工夫がしやすいものです。
だから、そうやって食材の組み合わせや少しでもいいものを・・・と東洋医学的な視点であったり、中医学的な視点で考えて調理したり、学んで家庭で工夫しやすいものでもあるので
そこを頑張るのはとってもいいことだと思います。
わたしも、細かくはできませんが気づいた時、工夫できる時には食材の種類は意識します。
これって、食べてもらう相手や自分への愛情がないとできません!
そんなに想ってもらえる犬さん猫さんは愛されボーイ、愛されガールです。
ただし、1つだけオプションに持ってほしい視点を共有させていただきます。
オプションでこんな視点もいかがでしょうか?
『食材の種類選びの影響力は今の時代どれぐらいあるだろうか?』という視点です。
つまり、『薬膳や食養生という視点での健康へのアプローチ、かけた労力なりのリターンがあるのだろうか?』ということです。
大切な存在の命、健康、そのための食選び・・・
それならば、私はそれなりに結果につながる納得できるものがいい。
そう思いませんか?
私はそう思うので、『かけた労力・時間なりのリターンがあるか?』はめちゃくちゃ大切です。
時間もお金も有限なので使うものは選びたい。
それなら、現代の食の本質的な事情であったり、生産過程の違いによる品質の違い、そんなところを勉強して情報収集して、そこに労力や時間、お金という大切なものを使いたい。
そのほうが体への影響力は大きいんじゃないだろうか
そう考えます。
みなさんはいかがでしょうか?
パワーがある食材なのか?というポイント
ということで、どうして食養生や薬膳に対してそう考えるか?という理由を書きますね。
例えば、肝の働きを助けると言われている食材の人参
現代のスーパーで買える人参に、古の栄養素的にも氣もパワフルな土で育った人参と同じ薬膳と言えるほどのパワーがあるのでしょうか?
わたしの舌の味覚ですら、農法や種類により人参の味って全然違います。
うちの娘は12歳ですが、給食の人参は味が無いから食べるけど、家で出てくる人参は人参の味がするから食べたくない(人参の香味が嫌いです)と言います。
※我が家の使用する野菜は、自然栽培であったり、それに近い農薬不使用・化学肥料不使用の野菜のためか?とっても味がしっかりしています。
それだけ味が違うということは、人参の持つパワー(氣)も違うのではないでしょうか?
それだけ味が違うということは、人参が持つ栄養素も違うのではないでしょうか?
私たちは食べ物から栄養もですが氣もいただいています。
それ、どこでどんなふうに育てられても同じだと思いますか?
私は同じとは思えない。
気遣うは種類より質
ということは・・・
食材の種類選び(春だから血をつくるものを・・とか)はコントロール可能な領域ではあるけれど
頭を使って時間を使って学んだり作ったり
時間を使って情報を集めたり
時間やお金を使って食材調達(種類を求めて)したり
何よりも大切にして頑張る!!
ほどのことでもないのかもしれない・・・・
そう考えることもできるのではないでしょうか?
ましてや、現代の私たち生き物の体は、一昔前と違い『栄養状態は良好』です。
薬膳が効果を発揮していた時代、生き物の体はどうだったでしょうか?今よりも食の種類も量も豊富ではなく、栄養的にも、エネルギー補給的にも、食からの波動補給的にも・・・
欠乏状態であったとも考えられます。
とはいえ、悪いことではない!できるならいい!
もちろん!!!気楽に、気軽に、春だから春の食材を^^♪とかは全然いい。
春に春の食材ってそれだけでもう立派な食養生です。
アレグリアスフードでもそういった部分を配慮してメニュー開発しています。
それに、すでに専門家で知っている、息するように使いこなせるなら害もないし
どんどん使えばいいし、そういうのが好き!とかあると思う
だから、悪いとか無駄だとかそういうことを言いたいのではありません。
悩んだり迷ったり、全力投球する必要はないのでは?
でも、わからないから悩むとか、調べるとか、大変だなとか・・・
ちょっと困っているならそこまで全力投球しなくてもいいのではないでしょうか?
つまり、気にしないってことです!!
それよりももっと影響力があって、大切で、ご家族様ができる春の対策(春に必要な健康づくり)があるんじゃないでしょうか?
それは、
①食育に関してと
②食育以外のことと
2パターンある。
なんでも食で解決!というのは情報の落とし穴かもしれません。
こちらでは、ここでは食育のことを深掘りしますが、実は、春は食以外にもやるべきことはあるよ!ということだけでも先にお伝えしておきますね。
食の工夫ならコレ!!
春は不要なものを入れない・溜めない・出しやすくする
さて、食育という分野で春に意識したいことは、この4つです
①ビタミンミネラルの補給量を増やす(溜めない・出す)
②水分摂取料を増やす(溜めない・出す)
③胃腸の健康維持をしやすくする(入れない)
④抗酸化物質などを意識する(溜めない・出す)
①、②、③は強くおすすめ
④はできるならやる程度で
例えば①(ビタミンミネラル補給料を増やす)をうちのフードで選ぶなら
むかしやさいリゾット
旬祭おかずのビーツと馬肉のボルシチです(春にある商品なら)

ビーツと馬肉は春はたくさん使うビタミンミネラルが大変豊富です。食べる輸血と言われているぐらい。
むかしやさいリゾットは、自然栽培という農法や、提携農家さんの独自の農法によりビタミンミネラルの含有量が高く(栄養価が高い)なっているからです。
③のため(お腹を整える)には全てのフードはおすすめですが、中でもむかしやさいリゾット、次に旬菜おかずシリーズのポタージュ系はお腹を整えてくれます。

こちらのさくらポタージュは
④の抗酸化物質、アントシアニンが多量に含まれていることや
大根で腸内環境へのアプローチができるなど
春におすすめのメニューです。
食育では、こんなことを大切にして
春だからこその食材などを見つけたら、季節を感じながら
地球からのプレゼントだねーって楽しんで
美味しいね
ありがたいねぇって
いただけたらそれでまずは100点なのではないでしょうか?
一番大切なのはご家族のエネルギー/今晩からできること
もちろん、何度も言いますが食養生をすることや薬膳の考え方を否定しているわけではありません。
できるならやったらいいことなのですが、わからないからとあんまり悩まないでほしい。
そんな気持ちで書きました^^
ご家族さましかできないことで
取り組みやすく、わかりりやすい
家族全員にとっていい♪
そんな春の対策は食養生以外でもたくさんあると、わたしは思います。
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その前に・・・・今晩から誰でもすぐにできること
寝る前には、わんこさん、にゃんこさんにこう伝えてあげてください。
『今日も1日元気で過ごせたね
ありがたいね、幸せだね、〇〇ちゃんがいてくれるから
お母さんはこんなに幸せ!ありがとうね』
こんな声かけをして、一緒に眠る。
お名前でありがとうをたくさん伝えたら
◯◯ちゃんの心臓さんありがとう
◯◯ちゃんの肝臓さんありがとう
細かく伝えてもOK!!
うちの子はこんな時間にはめちゃくちゃ心地よさそうな嬉しそうな顔をしてくれます。
ありがとうとか、その気持ちのエネルギーって
注がれると絶対に元気になりますもんね。
まだやったことないなぁという方はぜひ、お試しください。
投稿者プロフィール
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ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表
ペット食育上級指導士
犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。
私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。
(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)
ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。
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