犬(ペット)の身体が治りやすい条件をつくる食事とは?
こんにちは
Alegriasオーナーの平岡ともこです。
先日、ペット食育1級講座を開催しました。
そこで結構入念にお伝えした事の1つが、『身体は治ろうとしているから、それを手伝う食育をすることの大切さ』です。
食育入門講座から1級講座まで、うちでご受講いただくと、食以外の話も結構させていただくのですが、食育で抑えるべきポイントはあります。
きょうは、そのうちの1つの概念で在る
『体が治りやすい条件をつくる』というテーマでお話しさせていただきますね。
目次
身体は治ろうとしている
そもそも、身体は常に治ろうとしています。
これは、犬や猫だけでなく人間も同じです。
ウイルスが侵入したら発熱して処理をするし、傷ができたら修復しようとします。
病気や不調の元として一般的にわかりやすいのは、強くて症状がすぐに出る強毒菌でしょう。
しかし、慢性病は、日常で育まれていきます。
慢性病とは、ガン、心臓病、腎臓病、肝臓病、犬でとても多い胆泥や胆石、リンパ腫、アレルギー、アトピーなどがよく知られる慢性病かと思います。
そういった大きな病気に、突然なるか?と言われると、答えはNO
一概には言えませんが、そうならないように身体は治癒や戦闘を繰り返しながら歳を重ね、やがてオーバーした時にこういったわかりやすい『病気』として現れるのではないでしょうか。
わたしは、10年に渡る動物診療の現場で、それを目の当たりにしてきました。
大病に突然なるわけではなく
突然なったように見えるだけで
水面下で動き続けていたのだと言う事を。
なので、私は獣医師ではない我々飼い主にできることは、日常にあるということを伝えたい。
防ぐことができるものとできないもの
16年、サロン運営を行う中でも、自分自身が犬と共に生き、とことん生命と向き合ってきた中で大切にしている飼い主としての、プロとしての視点があります。
それは、この2つの視点です。
1)コントロールできることとコントロールできないことを識別すること
2)コントロールできることを増やしていく事ができること
この2つの視点を持つ事で、先に書きました『日常にある我々にできること』が整い、育っていくのではないでしょうか。
例えば、『食事選び』これは、我々飼い主にとってできることであります。
むしろ、飼い主にしかできないことです。
そして、身体は食べたもの、飲んだもの、吸った空気で作られているのですから、それらを整えるのはとても大きな『病気を防ぐこと』につながるのは当然のことです。
そこで、質問です。
みなさんは、自分の身体のために!と思った時に、どんな食事を選びますか?
自分の食事、何を基準に選びますか?
ペットフードではありませんよ。
自分の食事です!
この3つのうちから、『自分の心と身体がよろこぶ』目的で選ぶならどれでしょうか?
①成人の必要とする栄養素が全て配合されたカップラーメン
②ハンバーガーセット
③小さな小料理屋の手作りの定食
③・・・・ですよね?
この感覚を大切にしてみてください。ペットフードにも。
※ここで、①を選んだり②を選ぶ人はきっとこの先概念的に私とは合う事がありませんので、あまりこの読み物はお役に立たないかもしれません。
突然ですが、ペットフードは、栄養バランスが大切だ
そう思っていませんか?
もしそうなら、少し優先順位の見直しをしてみることをおすすめします。
例えば、よくあるご質問に
『ペットフードにこちらのAlegriasfoodをトッピングしています。栄養バランスが心配だからです。でも、せっかくいいご飯なのでフードを減らしたいのですが、何gぐらいまで減らして大丈夫でしょうか?』といった内容のものがあります。
この場合、わたしはこうお答えします。
『100%うちのごはんで大丈夫です。そのかわり、あらゆる種類のものを与えてください。』
この大丈夫の根拠は、もちろんお渡ししますが、結論はこれなのです。
これは16年のあらゆる経験と、食育上級指導士としての知識、そして診療現場や代行ケアで得た知見です。
押し付けはしませんが、ゆるぎません。
栄養基準をクリアしたカップラーメンより、小さな小料理屋の定食のほうが、毎日食べるものとして身体を整えてくれます。
昨日の我が家の春風(ゴールデンレトリバー)の食事はこちら
自然栽培で育てられた麦で麦茶をつくり、そこで出たプチプチに煮込まれた麦をトッピング。
自分たちのサラダに入れたり、春風のごはんたちに入れたりと大活躍です

身体の動き
また、栄養をきっちり摂り込み、正確に代謝に活用するためには、身体が整っていることが必要というのは当然です。
そこが整っていなければ、あらゆるところで問題が連なるようです。
もちろん、とりこまないことには生命の維持ができないので同時進行ではあるのですが、同時進行であるからこそ、栄養補給よりも意識してほしいのは、『身体を整えること』なんですね。
身体の動きは大きく分けて3つとします。
①栄養の消化吸収
②不要物の処理排泄
③修復
これを同時に行うわけですが、②が唯一、我々飼い主がサポートしながらコントロールがしやすいところなのです。
つまり、これは冒頭のコントロールできることできないことの『できること』なのですね。
逆に、栄養補給の微細コントロールは不可能です。
サプリや食材があるじゃないですか?と言われますが、それすらも『身体が采配している部分』が大きいのです。
処理ができない
例えば、サプリも肝機能が低下していたら処理ができずに、よろこぶどころか有害になること『も』あります。
どんなに栄養を気にして調理したとしても、『腸』に問題があると消化吸収されにくいものです。
そのように、食べる、処理する、造る、使う、など身体は全体でしているのですから、そういったところまで視野を広げると
先ほどのこれの②を我々飼い主がコントロールする食育が理想的です。
①栄養の消化吸収
②不要物の処理排泄
③修復
不要物の排泄処理がすすむ食育とは
その食育とは、
身体の嫌がるものを入れず
身体の必要なものをとりいれ
液体のめぐりが上がり
腸が整っていき
犬としての生命エネルギーがたかまる
このようなことを目的とした食育です。
もちろん、栄養配合はどうでもいいわけではありませんが、それはそれとして、それ以外のこういった事を大切にすることが大切だということです。
具体的には代謝生理学や栄養学、机上の空論にならない実体験に基づき、食育講座でお伝えしております。
その概念を元に、Alegriasfoodは表現しています。
関連記事:食育で行う内臓ケア

心と身体がよろこぶごはん
Alegriasfood
投稿者プロフィール
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ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表
ペット食育上級指導士
犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。
私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。
(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)
ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。
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