ペットの腸内環境の重要性
きょうは、ペット(犬、猫)の腸内環境が及ぼす影響について
そして、その腸内環境のためにわたしたちができることをご紹介します。
わたしがペット食育の講座を開催するなかで、とにかく何度もお伝えしていることでもあり
自社で製造しているアレグリアスフードでも大切にしていることの1つ
それは、『身体の入り口が健康ですか?そこを整える食育ができていますか?』ということです。
うちのフードは、全体的に『身体が嫌がるものを避ける』ということを約束していて、それが腸内環境への配慮でもあるのです。
こんなに大切にしている理由を、ここに書いてみますね。
目次
腸内環境が大事だからペットも腸活?
腸内環境が大切だ!だから腸活をしよう。
これは、人間では一般的ですね。ペットでもだんだんそういう事が大切だと言われてきています。
わたしもね、腸内環境は本当に大切だと思います。
その大切だ、なぜならば・・・・の根拠はいろいろ言われていますが、まずもってコレというのがあります。
それは、腸は、身体の玄関のようなものだからです。
もう一度、腸は本当の体内(細胞)への玄関です。
その玄関が壊れていて、歪んでいて、鍵がかからなかったら?
そう、『招かれざる客』が侵入し放題ということになります。
それは、身体にとっては大変不都合なのは言うまでもありません。
招かれざる客が侵入したら、身体の中で処理する動きがおきますね。
それは、間違いなく『炎症』の元となるでしょう。
お腹が弱いわけじゃない
炎症かぁ・・・
だったら、うちの子はたまに下痢することもあるけど、基本的に毎日快便だし、お腹に問題はないと思う。
いつも軟便とか、不調を感じていなければ、誰もがそう感じると思います。
だけど、そうと決めつけるのは勿体無いのです。
それは、『微弱な慢性炎症』はわかりづらいという事実があるから。
腸があきらかに病気で、痛くて、異変がある状態、それはもちろんそういう症状が出る。
しかし、一見うんちなどには無症状でも、身体の他のところに影響が及んでいることはよくみられます。
例えば、皮膚トラブル、慢性的な内臓の不調、かゆみ、涙やけ、体臭、耳トラブル、薄毛、太れない、太り過ぎ・・・あらゆる『うんち以外』に関わっていることがあります。
だから、こういう小さな不調でも、ひとまず元気に見えても、長く慢性病がある、病気だという場合も、『身体の玄関は健康か?』という視点はとても重要だと考えます。
だって、飼い主さんがアプローチしやすいのですから。
発酵食品を食べる?生食にする?
だから、腸活!というのも正解なのですが、その腸活、どんなことをしますか?
人の腸活と言えば、発酵食品やそれにふさわしい菌を摂取する
などでしょうか?
納豆を毎日食べているなんてことも聞いた事があります。
でもね、わたしはここにおいては違う考えをもっていて、『善玉菌が多ければいい』とは思っていないのですね。
悪玉菌が多いは悪い・善玉菌が多いはいい
こんな風潮があるように感じるけど、それはそれで別のリスクが生じると思う。
なので、ペットにも日々発酵食品を摂取させたり、特定のいいと言われている菌を摂取させ続けるのも偏る原因になることだってあるのではないでしょうか。
そういう偏りは、腸内細菌叢の多様性を崩し、いわゆるバランスを崩すことにより逆に感染症のリスクが高まるなどの不調へとつながることもあるのではないでしょうか。
また、生食においては、別の記事で記載していますが、生食を常食するリスクもあるということを十分理解した上で活用するべきだと思います。
おすすめするアプローチ
あらゆる方法がある中で、わたしは大きく分けて3つのアプローチ方法があると考えます
①多様性のある『身体にとっていい働きをする菌』を投入する
これは一般的にもとられる方法ですが、わたしはここで『多様性』を重視します。
特定の種類の菌を投入し続けることによるリスクもあるのでは?と考えるからです。
②食事で整える
ここがご家庭で最もやりやすいところ。
腸という玄関を、壊し・ゆがませるものを『入れない』取り組みと、お腹のなかにいる『腸内細菌叢』という強い味方を育む食育を心がけることです。
③身体自体をプラスαのケアでグッと整える
これは、慢性不調が長い子、高齢の子、体力の落ちている子、①と②ではなかなか進まないような子にはやってあげたいことです。
私自身が、店舗やオンラインでサポートさせていただく時は、大体この①から③を状況に分けて実践していただきます。
そうすることで、身体の入り口の健全化へと犬や猫の身体は進んでいくチカラがあるようです。
②の食事で整える?
ここ、具体的に知りたいですよね。
すべてをこの記事で書こうと思うと、本が一冊かけるなぁと思うのでそれは講座で!
ひとまず、とても簡単な方法をおつたえしたいと思います。
それはね、食物繊維をしっかり摂るということ。
え?犬はきのことか、そういう食物繊維って消化できないからダメなんじゃない?と思った方もおられますか?
そういうのがあるので、詳しく説明していたら本が書けちゃうんです(笑)
結論、大丈夫なんですね。
そして、量は?頻度は?どの程度?うんちに毎日出てくるんですけど・・・
みたいは不安があろうかと思うので、今からご紹介する食育を7日から10日間続けてみてください。
題して
『お腹のための食育プロジェクト』
1)朝1番に、乳酸菌パウダーと『お腹の中のあなたへ』を混ぜてください。
※乳酸菌パウダーの量
小型犬と猫 大さじ1
中型犬 大さじ2
大型犬 大さじ3
※『お腹の中のあなたへ』の量
小型犬や猫から中型犬 1袋/日
大型犬 2袋/日
この、『お腹の中のあなたへ』は、アレグリアスフードの中でも、一番お腹の中を意識した軽食です。
モロヘイヤやキノコ、海藻などお腹の中でいつも働いてくれている菌たちへ栄養を届けます。
もちろん、食材の質は、無投薬肉や自然栽培、農薬化学肥料不使用野菜などで身体がよろこびます。
2)1日の間に分けて飲ませる
そのままの濃度よりも、少量の水やお湯で溶くなどして薄めて飲ませてあげるのもOK。
※できたら、2〜3回に分けて飲ませる。
※食前30分
※食後は3時間あける
3)この食育を、7から14日間続ける。(変化を感じるまで)
4)その後は、定期的に実践していただくとより良いと思います。
普通のおやつや、主食、舐めるごはんとしてマットで活用もお楽しみいただけます。
観察ポイント
便の色、匂いはとてもわかりやすいと思います。
臭い匂いが出ても、成功です。お腹の中でいままさに何か起きている子は、もしかしたら軟便がはじまるなどの『飼い主からしたら都合の悪い変化』もあるかもしれません。
これは、ペットフードを食べていた子が、Alegriasfoodに切り替えた時もよく起きることです。
それは、合わなかったのではなく、お腹の中が変わり始めるスタート地点に立っているという見方もできます。
もちろんね、悪いものを食べても下痢はしますから、下痢が一概に良いとは言わない。
けど、そうではない下痢もあるということを知っておくと良いと思います。
お腹のための食育は他にもたくさんありますが、この食育、簡単で実践しやすいのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
わたしのおすすめするアプローチ3つの方法のうちの①と②の一つをお伝えさせていただきました。
では、うんちの色と香りをマニアのように観察して楽しんでください^^笑
※7〜14日続けてもうんちに変化を感じない場合は、日常の食事の見直しをしてもいいかも
フード『お腹の中のあなたへ』の役割
このフードは、わんちゃんねこちゃんのためのご飯なのですが、もうひとり届けたい相手がいます。
それは、彼らのお腹の中にいる腸内細菌叢と腸粘膜です。
モロヘイヤ特有のネバネバした成分は、腸内細菌叢の糧にもなるし、胃腸の粘膜の保護膜にもなってくれます。いま既に荒れている・・・という場合にも優しいということです。
それに合わせ、多様な食材から食物繊維、そして豊富なビタミンミネラルを含有しているフードになっています。
もちろん、タンパク質も。ですから、腸粘膜の修復にも役立つことが期待されます。
併せて、犬猫の腸内にいる多様な乳酸菌を外部から摂取することで、2つのチカラを高め合ってくれるイメージですね。
私はこういうことを個人的には実践しますので、フード、商品として登場させてみました。
高齢の子にも、食が落ちている子にも、慢性病がある、太れない・・・という子の身体にもフィットするのではないかな。
では、やってみてくださいね。
投稿者プロフィール
-
ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表
ペット食育上級指導士
犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。
私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。
(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)
ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。
最新の投稿
手作り食の不安解消!豆知識2026.08.22ペットの腸内環境の重要性
ペットフードについて2026.06.30犬の涙やけはフードで治るのか?
ペットフードについて2026.03.04犬の生食は本当に安全?「胃酸が強いから大丈夫」説を考える
ペットフードについて2026.03.03ペットフード選びに迷い、わからなくなってしまった時に


