ペットの手作りごはん量はどれぐらいあげるの？にお答え！

 

 

手作りごはんをはじめた最初の頃や、はじめる前に、結構このお題は不安になったり、疑問に思ったりすることも多いのではないでしょうか？？

 

私が開催するペット食育講座や、個別カウンセリングの時にも、このご質問は必ず出てきます。

 

ですので、ここでは、「基準としてはこれ！！」という回答をさせていただきますね。

 

 

 

 

結論！！！ワンちゃん、猫ちゃんの頭のハチのサイズ

 

一回の食事の量を、体積で見ます。

 

 

その体積の目安を、【頭のハチのサイズ】にすることで、手作りごはんをペットさんに食べてもらう時に適切な量をあげることができます。

 

 

ちなみに、この量は、一日２回食の場合です。

 

 

 

頭のハチのサイズって具体的にどれぐらい！？と言われると・・・

 

 

答えは・・・この、我が家のこむぎのピカッとしている部分、ここがハチと呼ばれる部分です。（耳までの高さの頭全体）

 

だから、イメージ的にはこむぎに帽子をかぶせてひっくり返したら、それを器にしてその中にごはん。

 

そんなイメージです。

 

 

この時のこむぎは、アフロヘアにしているのでわかりにくいけど、実際に食べているところはこんな感じです。

 

ただし、これはあくまで基準ですから、次にあげる３つのポイントを抑えることが大切です。

 

抑えたい３つのポイント！

 

 

①年齢や運動量、体調により、代謝エネルギーが違うということ

 

②内容により、少量でも高カロリー、大量でも低カロリーの食事があるということ

 

③見るのは、食事量だけでなく、我が子の体型！！

 

 

この３つの視点をポイントとして抑えておくことが大切です。

 

 

簡単に言うと、

 

 

ちゃんと体型を見ておいて、痩せてきたら増やす、太ってきたら減らす

 

という調整をしてあげればOKということです♪

 

こう伝えると・・・・

 

 

体重を測るんじゃなくて、体型を見るんですか？

 

こんな質問をいただくこともあります。

 

 

体重を測るのは別にしてもいいんですけど、それよりも体型を基準にした方が、より健康的な体づくりをすることができます！！

 

なぜならば、、、、、

 

 

筋肉質な５kgか？

肥満の５kgか？

 

は大きく違いますからね♪

 

 

健康のために！！って、食事の工夫をするのも大切ですが、運動も大切です。

 

ちょっと太ってきたかな？と思ったら、食事量の調整もありですが、運動量を増やしてあげるのもいかがでしょうか？

 

 

そのためにも、体重よりかは、体型でチェックしてあげて、筋肉なども触って確認するとよりgoodですよね♪

 

 

 

体型チェックのポイントは？

 

 

上から見た時に適度なくびれがあるか？？はたまた、えぐれるほど痩せてないか？

 

肋骨が浮き出ていないか？はたまた、全く触れないほど脂肪に包まれてないか？

 

などになります。

 

もしも、それでも不安だな〜という場合は、ここら辺は不特定多数の犬猫を知っている専門家に見てもらうこともおすすめです。

 

獣医さんや、身近なペット食育の指導士などに、「うちの子の体型どう思います？」と、聞いてみると目指す体型の基準ができて安心できるかもしれません。

 

 

さいごにまとめ

 

さいごにまとめると・・・・

 

ペットに手作り食を与える場合、

 

適切な量の基準は「頭のハチのサイズの体積」となります。（一日２回食の場合）

 

そして、その基準から、痩せてきたら増やす、太ってきたら減らすなどの調整をしてあげることで、我が子の食事量の基準を見つけてください。

 

 

人間も毎日、必ず決まった量・決まったカロリーでないと、健康でいられないわけではありません。

 

むしろ、人間の場合は今日は体調が優れないから控えようかな？などと自分で調整したりもします。

 

このように、犬も猫も同じ「恒常性」を持つ生き物ですから、食性と生物学的な代謝の仕組みを抑えた上で、手作り食を食べることもできるし、一日の量は毎日同じでなくてもいいのです。

 

 

ぜひ、ペットの食の選択肢の１つとして、どうぞ手作り食という選択も増やしてみてくださいね。