ワンちゃん・ネコちゃんのための手作りごはんコラム
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犬猫の腎臓病の食事について

腎臓病の食事について、ご質問が多いので

考え方、視点、体験談を一部共有させていただきます。


●腎機能の低下を防ぎたい

●腎臓にいいごはんを探している

●腎機能の低下を示唆されているため食事療法を検討中

●療法食以外の選択肢を探している

●膵臓の療法食と腎臓の療法食の選択で悩んでいる
という方の『1つの考え方』の参考として

私の経験が何かを判断する時のお役に立てたらいいなと思っております。

物事には唯一無二の正解はないという大前提を踏まえ、何かを否定したり、これが正しいという主張ではないということをご理解の上、読み進めてくださいね。




我が子が先天性腎疾患とわかるまでの経緯

実は、我が家のお子(2歳ミニチュアシュナウザー)は先天性腎疾患があります。

実店舗を利用しているお客様で、オンライン個別相談や実店舗にて体のケアをご利用の方はご存知の方も多いのですが、こういうところに書くのははじめてです。

我が家に迎えた時に

●あまりに尿の色が薄いことや

●水分摂取量がとても多かった(よく水を飲む)こと

●断水しても尿が薄いなどのことから

ん?これは・・・・と最初に異変に気がついたのが生後4ヶ月。

①健康状態の指標にできる未病サイン、バイオレゾナンスチェックで、

これは腎機能に異常あり?と予測(獣医師の診断ではないからあくまで個人予測)

②しかし、血液検査では生後5ヶ月の時にはクレアチニンBUNなどはギリギリ正常値

(通常先天性腎機能障害があっても、状況により、本当に幼少期はわからないことが多いそう。)

違和感を感じるも、生後4ヶ月の時には病院では『様子をみましょう』でした。

だけど、腎機能の状態を知るためのクレアチニンという項目は、腎機能が約25%ぐらいにならないと異常値を示さないという特徴があります。


つまり、わかった時には、『とても進行している状態』と言っても過言ではない状態。

こういう自己認識と、須崎獣医師の診療と合わせて状況確認

→状況から今必要だと思えることを全て実践

そもそも、先天性の可能性が高いため、結果が出ればラッキー、覚悟はいるけど諦めないというスタンスで取り組むも・・・・

我が子が1歳時点で残存している糸球体濾過量(腎機能の指標)は25~30%と診断

継続して1~2ヶ月周期でチェックし続けて、慢性腎不全(先天性)と病院で確定したのが1歳半。

今やるべきことは食事療法とかかりつけの獣医師にご提案いただくが、

とても親切な獣医師で

①『療法食は腎臓を治療しているわけではないから治ることはない』ということ、

②治療方針として現実的なのは、状況が悪化した時には、点滴、投薬なども考えてうまく付き合っていくという方針をご提案いただきました。


ここまでが、先天性の腎機能障害があることがわかるまでの経緯です。

どう捉え、どう動くか?


わたしの13年間のショップ運営の経験上、先天性腎疾患はことの状況によれども、幸先良好ではない。

腎機能の限界が命の限界なので、動物で透析は現実的ではないことも含め、先天的な理由で発症した慢性腎不全を抱える犬猫は短命であるという印象です。(状態にもよりますが)

だから、未病サイン・バイオレゾナンスチェック、諸々の経験からある程度の予測・覚悟はしていたとしても

数字で確認した時、ショックを受けなかったと言えば嘘になる。

落ち込みました。(一時的だけどそりゃあもう・・・)

でも、じゃあどうする?と前向きに考える

状況を受け入れても、決して諦めないという選択はできる。


常識的にはこうだから可能性は低いと考えられることでも

一般的にどうとか、そういうのは関係なく

自分はどうしたくて、何を望んでいて、じゃあどう行動する?

という在り方・動き方をすることを選ぶことはできるのです。

つまり、わたしは出来る限り抗いたいから
本犬が快適な心身で過ごせて、少しでも長く
一緒にいたいという願いと
本犬の快適な犬生を『諦めない』と決めています。

じゃあ、食に関してはどうする?


そこで、腎臓に課題のある我が子への食育は、、、、、、

わたしが作るペット食育講座でお伝えしている考えをベースにした

●通常の手作りごはん

●もしくは作れない時にアレグリアスフード(栄養制限なし)

同居犬の春風(ゴールデンレトリバー)こむぎ(トイプードル)と全く同じごはんを食べています。


タンパク質は制限をかけるどころか、

今やっている別の切り口の重要なケアのサポートとして1.5倍量

私の手作りごはんをモリモリ・大喜びで食べている暮らしです。

一般的には、

●タンパク質制限

●リン、カリウム等の制限

がされた食事療法(療法食フードやそれに準じた手作り食風のレトルトなど)を推奨される状態なのですが、我が家はその選択をしません。(それが悪いと言っているわけではありません)

✔︎制限をかけたら、何がどう変わり、血液検査の数字がどう変わり

✔︎制限をかけなかったら、何にどんな影響があるとされているのか?


本質的な体の中で起きていることを知り、その上で

自分の願いはこうで

鈴の体の状態はこうで

だから食事はこの選択をする。

そういう考え方もアリでしょう?


ーーーーーーーー

療法食は意味ない!とか、そういう極端な全否定をしているわけではなく、あくまで私はそう考えるというお話です。いいか悪いか?はご家族の価値観や外部環境により変わってくるからです。

ーーーーーーーー

そうやって選んだ食事を与え続けた結果は・・・


●泌尿器系のトラブルの未病サインは順調に減少し

●体は大きく筋肉質になり(体重も1kg増!)

●薄毛だったけど爆毛になり

●血液検査で指標とされる数字も経過良好!

●むしろ、昇っていく一方だった数字(クレアチニン・BUN)は下降!

●バイオレゾナンスチェックでは、半ば絶望感すら覚えた状態から好転!調整がきっちりとれるように!


偶然かもしれないけれど


慢性腎不全の確定を受けて、じわりじわりと上昇し続けていた残存腎機能を示す数字は

25%をきった状態で半年間過ごしけれど約40%ぐらいまで上昇

家族全員でガッツポーズ!

結果よければよし!

本犬もタンパク質制限はなし、むしろ基準の1.5倍量を食べているから、いつもの美味しい手作りごはんを食べることができて大満足!

療法食の役割とは?

そもそも、慢性腎不全という状態の子が食べるべきと言われている療法食とは

①『腎機能の低下により、排泄できなくなる成分を低くした食事』であり

②排泄できずに血中に溜まってしまうと良くないもと言われているものを増やしすぎないことが目的

の栄養素の制限をかけたものが療法食のペットフードです。


タンパク質やリンなど、摂取する量を減らせば確かに数字上はその数値が下がることもあるでしょうし、腎臓以外のケアとしても必要な場合もあるかもしれない。

だけど、それは
『腎機能の回復ではなくて、体に入れるものが減ったから血中の数字が減った』
であり、選択する時にこれはわかっておくべきことだと思います。
※もちろん、それ以外の役割もあろうかと思いますが。

詳しくは、ペット食育入門・2級・1級講座で学べます。

私は望んでいることは腎機能に回復して欲しいなのです。


もし、あなたが望んでいることが私と同じ場合、方法は『療法食だけを食べさせる』ではない可能性があるということも観てみてください。

ちゃんと、15年後にもあわよくば20年後にも、25年後にも、末長く我が子の体の腎機能が健全に働くことを願っています。


だから、回復してもらうための取り組みは全力で行う。

でも、食事においてタンパク質制限もリンカリウムの制限も我が子には不要と判断し、望ましい状態に近づくためのそのほかの努力をする。

こんな考え方もあります。

もちろん、
『腎機能の回復なんて大きなことは望まない。少しでもほかの悪いことが起きないようにうまく付き合っていきます!』という考えもOKです。バランスが大切ですから。

なので、この先は、少しでも抗いたいという方に1つの参考として読んでいただければと思います。

何を信じ、何を選択するか?


私たちの直面する課題において、万物に正解はありません。

また、生き物の体においてこうすれば回復するという便利な何かがあるわけでもなく(あったらこの世に病気はない)

保証もないから強要もしないし、そもそも獣医ではない私が病気のことをアドバイスすることはできませんが、私はこう考えています。

①腎機能をこれ以上低下させるような理由を作らないことは自分に努力できることがある!

②そして運良く変な形になっている細胞や死んだ毛細血管が復活しないかな?と、それができそうな条件を探して実践しよう!



この願い、行動、頭おかしい?ですか?(笑)いいんです。望みは自由だから。できること、可能性のあるところで願うんじゃなくて、本当の願いと向き合いたいから

先天性腎機能不全へ回復の望みを持つ事、どんなに可能性が低かろうが、解決の糸口を掴んだなら離しません(笑)

とってもありがたいことに、こんな諦めの悪い私の考えを否定せずに豊富な経験から視点を共有してくださる須崎恭彦獣医師の大分移動式診療でほしい情報をキャッチし

仮説→実践→成功体験をしているので、現在、前向きに抗っています

何を信じ、何を選択するか?それは、前提の予備知識や体験により変わりますね。

色々な意見もあり、治療法もあるこの時代、情報も無料で溢れかえってる。このコラムだってその情報の1つでしょう。

だから、最終決断や行動をする自分の体験・心・思考を磨くことが本当に大事。



それには体験が必要です。知るだけでなく、実践に伴う体験が。自己体験が一番信頼できるからです。


我が子が美味しいごはんを食べる事、お散歩すること、家族で遊びに行く事、春風おいたんと遊ぶ事、家の中で甘えん坊しまくること、だーいすきだから

ずっとずっと彼女の大好きを快適な体で元気にさせてあげたいし、それをニマニマしながら見続けていたい。

強欲な母ですね。

同じような希望をお持ちの方に、セオリー通りではない体験をさせていただけるありがたい環境で得たものを、役立てていただければ嬉しいです。

何をちゃんとするべきか?

どうしてこんなに前向きに取り組めたか?

慢性腎不全でも大好きなお肉の手作りご飯を食べ続け、あっぱれな回復ぶりを見せてくれた秋田犬風子の成功体験の話へ続く

投稿者プロフィール

平岡 ともこ
ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表

ペット食育上級指導士

犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。



私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。



(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)



ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。

ごはん歯磨きの先生がいるお店Alegrias代表
ペット食育上級指導士
犬猫手作り健康ごはんAlegriasfood代表の平岡ともこです。

私は、犬猫を家族と想い、彼らの幸せを願っている人と犬猫が豊かに生きること、つまりは【よりよく生きること】をテーマに実店舗の運営をしています。

(犬猫人の心と体がよろこぶご飯Alegriasfood販売、お店でのワンちゃんお預かり・トリミング・ヘルスケアのサービス提供、須崎動物病院大分移動式診療場所提供)

ペットの食育活動として、ペット食育上級指導士として正しいペットの食の知識の提供、飼い主さんのお悩み解決カウンセリング、犬猫の手作り健康ごはんAlegriasfoodの監修などもしています。

Alegriasfood代表 平岡ともこ

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